2008年1月11日 (金)

サインとハウス

自主講座お休み中なので、ここで答えるね。

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お時間のある時でよいのですが、
10ハウスと11ハウスについて教えていただきたいです。

水と土って基本女性サインといわれるものですよね?
風と火が男性サイン。
でも、山羊座は男社会の象徴で「土」だけれど、女性サイン。

水瓶座は男性サインでありながら女性の団体を示す。

土星は山羊座のルーラーですが、おやじっぽいし。

集団行動をするのは女性で(蟹っぽい)、男はワンマンプレーが基本(獅子座っぽ
い)ですが
組織となると男性、自由に固執し組織をきらう水瓶、集団をする女性の団体を表すっ
て…
フェミニスト集団みたいなイメージですね。なんか。

頭がぐるぐるしてきました。

山羊はつかめてきたのですが、
水瓶はまったくわかりません。
自由に選択することに固執するというイメージですが、
なんのこっちゃという感じです。ストーリーが展開しません。
ぶつ切りでの理解なので応用するのに苦労します。

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これは、「男」「女」ということばそのものに振り回されないようにすればいいだけかな?

それとサインとハウスは、12ずつあるので、関連付けて考えるというのは便利ですが、基本別のものですね。10は完成、そこでいったん組織して閉じます。11は閉じた組織からの解放です。なので、山羊=組織、水瓶=解放と関連付けて覚えることには問題ないです。

でもね、「11ハウスが女性の集まり」というのは、ハウスなので心理(サイン)ではなく、現実の現場です。現実問題として、男性たちがネクタイしめて会社に通って働いている現場の対比としての「女性の集まり」なのですね。PTAの実際の活動をしている半数以上がおとうさんになったり、どのような業種、職場、部署、肩書きで活躍する女性が半数以上なら、「11ハウスは女性の集まり」みたいなたとえはしないです。

11ハウスは、既存の事実から外れて、未来を考える場所なので、儲けとか成果のことは考えない場所です。現実の世界で、そういう部分の責任を考えず活動できる人は、女性が多いですよね、ということですね。

そしてサインの意味を考えるとき、男性星座・女性星座という分け方があり、書いていただいたとおり、山羊座は女性星座、水瓶座は男性星座という分類になっています。この場合の男性、女性の考え方は、土と水はくっついて形にしたり、まとまっていったりするので「女性」、火と風は飛び出していったり分散させたりするので「男性」という性質分けで、実際の男性女性という意味とは違います。占星術のコトバのカテゴリーでは、結果や実質を伴う性質を女性、理念や情熱など実質を伴わない性質を男性星座というふうに、ざっくり分けてるんですね。こちらはサインなので、心情の形です。

11室に水瓶サインということなら、平等に分かち合うというのは男性的に散らす性質なので、それをリスクを考えなくても良いという場所で使いたいということになります。

10も11も、集団とか人の集まりの現場です。現状維持のためか、未来をよりよくするのかの目的が違う。未来を考える集まりには、現状維持という考えを持ち込んではいけない、現状維持、継続という話が出てきた時点で、それは10ハウスの現場になるのです。そして10ハウスでは、リスクに対する責任も考えて動かなくてはならない。11ハウスはその責任から自由でなければいけないのです。10と11は協力関係はありません。

ふたつの現場をつなげるのは、9ハウスです。9は理念で、10を支えながら、11の現場をあおり続けます。9のお勉強は机上であるがゆえにどこまでも懐が深い。おフランスではー、わたしの育った昭和という時代ではーという時間も空間も遠い現場話も一応考慮に入ってくる。

9のお勉強現場は、11とは素直に直結するのですが、10が9のお勉強を!というときは、わざわざ就業時間外にお勉強会(11ハウス)したり、軽く飲みながら話しましょうと一席もうけたり(11ハウス)して、組織の中にはわざわざ組み込まないもんね。

3、6、9、12の柔軟の現場が現実社会だとどこに相当しているのかを理解すると、応用の話というのは作りやすいですよ。

蛇足ですが、女性が幾人か集まって、なにかやりましょうとスタートさせても、たいていぐちゃぐちゃになって長続きしないのは、9(理念)が弱いか、11という、目的優先で心情的には解放されていなくてはいけない現場に、くっついて継続させるという女性的な心情を持ち込むからです。9がしっかりしていると中身の人は入れ替わってもやることは変わらないので組織としては継続していく、PTAとかね。

ピーチジョンとか営利追求の企業ならば、女性の集まりでもしっかり継続します、女性の集まりでも11ではなくて、10の現場にいるので。

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2007年8月22日 (水)

プログレス月

出生時間がわかっている場合、プログレスの月がどのハウスに滞在するかで、時期的な気分の変化が読み取れます。

三重円を読む場合、わたしはプログレスの太陽と月はチェックするようにしています。P太陽は1年に1度ずつしか移動しないので、サビアンが読めると便利。細かいことがわからなくてもサインを移動するときは、一生に1~2回しかない切り替わり期なので、重視します。

P月は2年半くらいで、サインとハウスをわたっていくので、2年~3年くらいでの「自分自身の気分の切り替わり」をチェックするのに便利です。自分自身の気分がどこに位置しているかは、運気読むのにけっこう重要です。チャンスはやる気があるときじゃないと逃す。やる気のあるときにトランジットでチャンスを読む、そのチャンスをこなせる力、受け取るアンテナがあるかないかをネイタルで確認する。こういう構造ですね、三重円は。

P月について、あんまりちゃんと説明していなかったなーと、昨日の練習会で思いました。P月は、12ハウスの意味がしっかり理解できていれば、わざわざ改めて説明が必要なものではないのですが、それでもネイタル読むときのノリとは、ちょっと違う説明がいるのかな?と。

P月の基本は、1ハウスでスタートが、ハウスが進むにつれて、6ハウスまでに個人の調節を終え、7ハウスから10ハウスまでかけて社会領域を上昇していき、11で次の準備のために中心をはずれ、未来に向けての夢を始動させて、12では、また新たな1ハウスのスタートのために潜伏するという流れになります。

<P月のハウス>

1ハウス:新鮮な気分で新しいこと、自分らしいことをスタートしている感覚です。本人のキャラに合ったことをのびのびとしやすい時期です。

2ハウス:金銭や収入について気持ちが向きます。自分のもともと持っている能力や才能でなにかできないかというキモチのときです。

3ハウス:個人の能力の力試しのときです。自分の能力を環境に向けてぶちまけることができる気分です。このときに必要なのは成功・失敗などの結果ではなく、周囲の反応です。

4ハウス:周囲の反応に疲れて(良いものも悪いものも)自分のテリトリーの中に安住したくなるときです。自室や自宅に目が向き、お出かけや新しい刺激に興味が向きません。

5ハウス:4ハウスで休息を取った後に、また自分の内側から外に飛び出していく情動に突き動かされて、新しい刺激に向かう気分になる時期です。

6ハウス:調節の時期なので、環境からやってくるあらゆる要求に答えていくという気分になるときです。なにも欲求されていないのに、自分から「これはわたしがやるべきこと」と自ら背負い込むような気分の時期で辛い人が多いようです。健康問題も噴出しがちです。

7ハウス:他者や環境と関わる時期で、このハウスから社会的に見て上昇気流に乗ります。7ハウス以前の他者や環境は、本来の意味での他者や環境ではありません。3ハウスの個人の力試しのためのための環境は、自分の能力の反応を計るための場なので、あくまでも視点が自分中心になります。相手や環境がなぜそのように反応するのかという、相手の視点に立った感覚は、7ハウスで始めて発動されます。3ハウスでは、まだ相手や環境に合わせる力がない場なのです。このとき、混乱するのは、3ハウスのサインが、相手に合わせる性質の天秤サインだったりするときだと思うのですが、天秤サイン的に相手に合わせようとする能力や技能を、個人的にお試しする場が3ハウスなのですよ、ということです。小学生が演歌歌います、みたいな感じですかね。うまいこと歌ってはいますが、うまいねえという反応は返ってきても、それはお祭りの舞台とかテレビの特番という限られた場で、歌って生活成り立たせろという流れにはならない。ステージを降りれば学校に行ったり、寝るための場所やママの食事が待っています。そういう場所を自分で作っていく流れが7ハウスから始まります。

P月が4ハウスとか7ハウスに来たときは。その時点の年齢とか、社会達成度でいろいろ読み方変わってきますよ。なにかを存分にやってある程度の手ごたえを感じた人なら、P月が4ハウス入りは、ゆっくり休めるぞーということでうれしくてしょうがない。存分に3ハウスで自分の力試ししきれてないわ、という人は、P月が4ハウスに入るときに、ちょっと挫折感あるみたいですね。まだ遊びきってないのに、門限だから帰らなくちゃというか。7ハウスに出てきたときも、ひとつ前の6ハウスでの修行具合が左右します。

8ハウス:環境に絡め取られるのが、この時期です。7で出てきて様々なものとアクセスした結果、どこかに所属することで自分の器を大きくする時期です。グループで仕事したり、プロジェクトに参加したり、また一時的に実家に戻ったり、親の遺産関係のことにまきこまれたりする人もいます。他者と関わり、個人や個性というものは消えるという時期になります。

9ハウス:8の集中の場から出て、また自分らしさが発揮できます。社会運は上昇のピークで、自分にとって必要な新しいお勉強を始めたり、日常的な部分から離れたような活躍をする人もいます。

10ハウス:社会運のピークです。MC点にいるときがいわゆる「到達」となり、P月10ハウス滞在中は、勢いのよさは継続です。

11ハウス:10ハウスにおいて思いどおりの結果が出た人も、出なかった人も、これまで歩んできた道筋には興味を失い、新しい未来に向かう準備をします。社会的に有能なタイプだと、単純にやる気を失いとまどう人が多いです。

12ハウス:新しい1ハウスからの流れに入るための潜伏期間です。表向きな行動が押さえられ、自分の好きなことに落ち着いて取り組んだり、なにもせずに静かに過ごすのに良いときです。創作活動やネットでの情報収集や発信、インディーズな活動に向いています。

1~12までの流れの中で、よい時期わるい時期というのは特にありません。(強いていえば6ハウスはきついと感じる人の割合が大きい程度)

P月というのは自分のチャートの中のどの現場に自分の気分が向いているのかということでしかありません。これが実際にどんな時期になり、その部分にキモチが向くことでどんな気分になるのかということは、ネイタルの情報を読みこむ必要があります。たとえば、わたしのネイタルは「基本、自分で勝手にやっていたい」という要素が強く(1~4ハウスに個人天体が集中している)環境や他者と関わらなくてはならない7~10あたりは、翻弄されている感じであまり幸福感がありませんでした。さらに9~10ハウスあたりで、社会運が良いとされている時期は、もう変更や方向転換はきかず、好きなことをいろいろやってみるという余裕がなく辛かったです。社会的に「落ち目になった」11~12あたりは、不安だけど自由度が高く、息を吹き返す感じでした。今現在は、12ハウスの終わりで、あーそろそろ起きなきゃな、という感じです。まだ寝ていたいけれど、起きなきゃだめだよね。2007年2月にP月1ハウス入りです。

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